高度なプログラミング技術に加えて、システム設計が出来る能力を持っているのが、システムエンジニアの存在です。この能力は、コンピューター開発の分野の基本であるため、幅広い応用の可能性があります。

システム開発の能力は、WEB関連の分野でも活かすことができます。インターネットサイトでは、リッチコンテンツが多く取り入れられるようになりました。従来のインターネットサイトでは、単純な文章や写真、イラストが主なコンテンツでした。しかし、映像や音楽などのコンテンツをインターネット上で再生できるようになり、また、ユーザーの入力に対するインタラクティブ性が高まっています。

WEBサイト制作に高度な技術が求められるようになり、そこにシステムエンジニアが活躍できる余地があります。業務システム開発もWEBサービス開発も、同じ情報通信の業種であるだけに、関連性は高いです。システム開発の道を究めるべきか、あるいは新しい仕事の進路として、WEBサービス開発の分野へと転換を図るかという判断があります。WEBサイトなどの開発では、インターネットならではの専門技術について、改めて学ぶ必要はあります。

しかし、システム開発の知識や経験に確かなものを持っているため、WEBの分野に進出してもすぐに適応することが可能です。WEB開発業界としても、別の分野からの人材を迎え入れることで、開発技術にこれまでに無い要素を取り入れる可能性が生まれます。